2022年03月07日

2023年04月10日

歯磨き後のブクブクうがいは絶対ダメ！【墨田区の歯医者本所吾妻橋・浅草予防歯科】

歯磨きあるある「歯磨き後はブクブクうがいしてスッキリしたい！」

歯磨きの後は、歯磨き粉のメンソール味や粘つきが気になって沢山うがいしたくなりますよね！すごく分かります（笑）

でもそのうがい、実は歯磨きの効果を半減させてますよ？すごく勿体無いです😳

今回は、日々の歯磨きの虫歯予防効果を最大にできる歯磨き後の簡単なテクニックをご紹介します。

歯磨きの効果を最大にするための注意点

今回は、予防歯科先進国であるスウェーデンのイエテボリ大学で推奨されている「イエテボリ法」を基に、今日から実践的できるテクニックをご紹介します。イエテボリ法を実践した歯磨き方法はそうでない歯磨きと比較して40％の虫歯抑制効果があると言われています。

結論、歯磨き後にはこの２点を守りましょう

歯磨きの目的は、プラーク除去だけでなく、歯磨き粉に含まれるフッ素などの有効成分を歯や歯茎に塗り込んでコーティングしてあげることです。
良い状態にしたらそのままにしておくのが理想です💡

（例）洗顔で例えると、

歯磨きは「洗顔」と「美容液」など塗り込んでいる行為を同時に行っています。

洗顔で皮脂や汚れを落として化粧水や美容液などを使い完璧な状態にしたら、そのままにしておきたいですよね？
その後もう一度お水でバシャバシャ洗いますか？しませんよね。

歯磨きも同じなんです、歯磨き後にうがいをたくさんするのは、洗顔して美容液を塗った後にもう一度お水でバシャバシャ顔を洗っているのと同じです。

なので、歯に有効成分を塗り込んであげたら歯磨き後のうがいは最低限にして下さい。具体的には大さじ1杯の水を含んでブクブクせず、すぐに出すくらいです、本当に少しですね。

そして、歯磨き後の2時間はフッ素のゴールデンタイムです。折角、歯磨き後のうがいを最小限にしてもそのあと直ぐに飲食をしては意味がありません。

フッ素の効果を最大限にするためその間ご飲食はお控え下さい。

今日のおさらいです。虫歯予防の効果を最大にできる歯磨き後のテクニックを紹介しました。

①歯磨き後のうがいを最小限にする

②歯磨き後に飲食を最低2時間控える、この２点に注意しましょう。

今回紹介したテクニックは、歯科先進国とも言われるスウェーデンの大学ですすめられてきたイエテボリ法を基にしたものです。

その他、歯磨きの必要なテクニックは皆さんの歯並びなど、それぞれ口の中の環境によって異なります。自分に最適な歯磨き方法は歯科医院で身に付けていきましょう。

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墨田区の篠塚歯科医院では、予防歯科に注力し患者さんのお口の健康を守るため予約は一人一時間を確保し、丁寧な診療を心掛けています。お口の中の気になる点やお悩みがあればいつでもお越し下さい。

歯学博士　篠塚嘉昭